風の便り
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風の便り

¥1,760 税込

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「君のよさは、ながくともに暮らしているうちに、いつか自然にこちらの心に映ってくるような性質のものです」 清純な作家が残した、つつましやかな11編のちいさな随筆集。 -- 小説家・小山 清(1911年-1965年)は、太宰治の弟子として愛され、「つつましい庶民生活の中に、人間の魂の美しさを見いだそうとした作風」という評判だったそう。 新聞配達夫として働きながら太宰の門を叩き、その後、何度か芥川賞にノミネートされるも叶わうことはなかった。生前に残した作品は数少ないが、そのなかでも代表的な作品『落穂拾い』は有名です。 晩年は家族の不幸や自らの失語症など、終生、溜め息の多い人生ではあったけれど、「今すぐ大傑作を書こうと思わず、気永に周囲を愛して御生活下さい」という太宰の手紙の勧めの通り、いずれの作品にも深い慈愛が注がれています。 -- この本は、とても心地いい。その一言に尽きます。電車であてもなく揺られているような、ただその眺めをぼうっと見続けていながらも、静かに、味わい深い言葉の一つひとつが心に染みていく。 随筆の間には、高橋和枝さんによる温かいイラストが丁寧に一つずつ糊付けされています。美しく柔らかい。そして、この心地よさは何度も読み返したくなるような、かけがえのない一冊です。出版しているのは、夏葉社の島田さんです。この本を手に取り、島田さんが発行しているのだと知ったとき、深いところで腑に落ちたような気持ちになりました。 -- 小山 清 / 著 島田 潤一郎 / 発行者 夏葉社 / 出版社 ▷http://natsuhasha.com/ -- 書籍をご注文くださった方には、私たちのドリップバッグをひとつプレゼント。 https://sieca.stores.jp/items/6094f06bc9827a1c26d6aaa0 珈琲と本の温かいひと時をお過ごしください。