からむしを績む
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からむしを績む

¥3,800 税込

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〈からむし〉とは、苧麻(ちょま)とも呼ばれるイラクサ科の多年草。 その繊維を細く裂き、より合わせて糸を作る工程を「績む」といいます。 からむしは全国に分布し、布の原料として広く用いられてきた歴史があります。 昭和村のからむしは質がよく「越後上布、小千谷縮」の技術を支えてきましたが、いまも文化として栽培、生産を継承しているのは福島県の昭和村のみとなりました。 奥会津と呼ばれる地域に位置する昭和村は、幾重にも連なる山なみを越えてようやく辿りつける場所。 冬は雪深く、山から流れ出る豊かな水が縦横に村をめぐり、朝には濃い霧が谷をおおいます。 この本は、昭和村で現在も連綿と続く〈からむし〉の栽培から繊維を取りだし布に織り上げるまでの「いとなみの気配」を、写真と文章を手がかりに本に形を変えて定着させようとする試みです。 本藍染された「からむし布」にくるまれた特装版80部と普及版420部が制作されました。(信陽堂から引用) ※こちらは普及版です -- 木綿(2〜3cm)などの短繊維は「紡ぐ」といい、からむし(約1.5m)などの長繊維は「績む(うむ)」と使い分けるそうです。植物の繊維を、作りたい糸の太さになるように、爪で細く裂いていく。どんどん、どんどん裂いていき、そして指先で捩り、からみ合わせるように繋いでいく。 手仕事のひとつ一つの繊細な描写から、村に訪れる四季の変化や昭和村に生きる人たちについて。写真家の田村尚子さんの作品とともに、私たちにその暮らしを、まだ知らなかった世界のことを知らせてくれる。この村でのいとなみが、からむし布を通して変わらず巡っていくことを願って、この本を通してまた誰かの出会いを繋げるきっかけになれば嬉しいです。 -- 渡し船 / 発行 ▷https://www.facebook.com/watashifune 鞍田崇 / 著 田村尚子 / 写真 漆原悠一 / デザイン 猪熊良子 / 校正 信陽堂編集室(丹治史彦・井上美佳)/ 編集 ▷https://shinyodo.net/ アイワード、日光堂 / 印刷 博勝堂 / 製本 -- 書籍をご注文くださった方には、私たちのドリップバッグをひとつプレゼント。 https://sieca.stores.jp/items/6094f06bc9827a1c26d6aaa0 珈琲と本の温かいひと時をお過ごしください。