氷柱の声
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氷柱の声

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語れないと思っていたこと。 言葉にできなかったこと。 東日本大震災が起きたとき、伊智花は盛岡の高校生だった。 それからの10年の時間をたどり、人びとの経験や思いを語る声を紡いでいく、著者初めての小説。 第165回芥川賞候補作。 -- 『この作品を書くまでわたしは震災のことをなるべく話さなくていいようにしてきたし、話すことがあれば、とても身構えた。震災について「語っていい」のは、それが許されるほど深い傷を負った人か、「進んで責任を負える人」だと思っていた。地震が起きた日、わたしは高校一年の三月だった。』(あとがきより) 地震が起きた日、僕は高校三年の三月でした。大学受験が終わって、もう勉強しなくてもいいんだという実感を、少しずつ抱いていったことをいまでも覚えています。 この作品は、芸術を志す高校生である伊智花が、10年の時を経てこの震災と向き合う様々な心境の変化が現れているように感じました。包み隠すことなく、美しく彩ることなく、まっすぐな言葉と心を描いている。心の叫びや疑問に、傷や恐怖も。 脆さのある氷柱(つらら)の声は、自然に溶けて無くなってしまわないように。私たちの日々に、忘れてはいけないことを深く考えさせてくれる一冊でした。 -- くどうれいん / 著 鈴木章一 / 発行者 講談社 / 出版 -- 書籍をご注文くださった方には、私たちのドリップバッグをひとつプレゼント。 https://sieca.stores.jp/items/6094f06bc9827a1c26d6aaa0 珈琲と本の温かいひと時をお過ごしください。